マンションの大規模修繕工事は15年目安で実施されます

大規模修繕工事はマンションの外壁やエントランス、廊下などの共用部分の維持の為に15年に一度程度のペースで実施されます。分譲マンションの場合、購入すると毎月その費用を積み立てていくことになります。これは修繕積立金と呼ばれる費用になり、マンションに居住しているすべての世帯が支払っていく費用です。マンションの規模や、専有している面積によってそれぞれ異なる場合が多くなっています。例えば、1世帯当たりの広さが80平米ほどのマンションで、45世帯ある場合のマンションの修繕積立金は月間で5000円程の金額になります。この金額を毎月積み立てていくため、45世帯だと月間でおよそ23万円の積み立てということになります。年間だと276万円、15年では4140万円もの積み立てということになります。

修繕積立金は途中で値上げの可能性があります

大規模修繕工事を行うための修繕積立金ですが、年数を重ねると値上げをされることもあり得ます。これはマンションの劣化具合などの状況を管理会社が確認した結果に起こる現象です。もともとの積立金をこのまま積み立てていった場合、修繕に掛かる費用の方が大きくなると査定された場合に、その差額を発生させない様、事前に値上げを全世帯に対して行う場合があるのです。例えば、居住した時は月間5000円だったにもかかわらず、居住後10年目に値上げされ、毎月8000円の積み立てになるということも珍しくないのです。マンションの積立金には大規模修繕の積み立てと、普段の修繕の費用としての積み立てという二通りの使い道がある為に起こる現象です。普段の修繕が想定以上に起きている場合、費用が不足してしまうのです。

修繕に掛かる費用によっては修繕後の値上げも

修繕を実施した際に想定していた以上の費用が掛かってしまう場合があるのがマンションの修繕です。その場合、事前に集めていた資金のみでは不足してしまうということがあります。そうなったときには修繕後の積立金を値上げし、不足分を後で集めるというケースもあります。修繕内容や金額にもよって価格は大きく変わる為、注意することが必要です。ほとんどの場合、マンションの理事会で決定される為、理事会に参加されている場合はその情報もいち早くキャッチできるでしょうが、理事会を欠席されてばかりの場合、あとあと知ることになってしまいます。マンションの理事会はこういった修繕に関すること、マンションの管理についての事などをマンション全体で共有、決定する大切な場です。必ず出席を心がけた方が良いでしょう。